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| 137.26 m² | |
| 5人 | |
| 夫婦+子供(計3人) | |
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久保田正一建築研究所 (Integrated Network kc2) |

◆ 環境・リフォーム内容
2TY邸は駿河湾を一望できる高台という素晴らしいロケーションに建つ二世帯住宅である。
鉄骨造の第一期スペース、鉄筋コンクリート造の第二期スペースがジョイントされたものだが、このたび新たな家族を迎えるにあたって、第一期スペースを全面リフォームする事となった。
第一期スペースは1階が洋間、2階が和室という明快な間取りで、ともに南側に「広縁」をもつ。
日本家屋における「心地よいバッファーゾーン」として永らく価値を認められてきた広縁ではあるが、新しい生活の中で「開放空間」と「個空間」というメリハリをもたせた構成を実現するため、今計画では「広縁」の意味性を少しシフトする事にした。
価値を認めつつも用途を吟味する「居住空間のトレース」という作業から設計は始められ、生み出されたのが広縁機能を兼ねたリビングスペースである。
居間空間を中心とした心地よさを保つため、床材は「ヒノキの無塗装無垢材」と「縁(へり)なし方形畳」が採用された。
また壁と天井には珪藻土(けいそうど)クロスを使用し、空間全てが自然素材の芳香を感じるものとなっている。
子供たちを安心かつ安全な場所で育てる事を求める夫婦の優しさによって、TY邸は美しい進化をしていった。
キッチンは見通しがきくアイランド型キッチン
円弧状のパーティションで区画された家族みんなのワークスペース
既存の直線階段を作り直した「安全優先の1.5往復階段」
第二期住宅との連結を楽しく行うスライド式の渡り廊下(ブリッジ)
子供たちが各々の部屋から使う事のできる造りつけ二段ベッド
大きな間仕切り壁によってシーンを転換できるゲストルーム
・・・多くの熟慮がリフォームの骨子となり実現していったのである。
そして、知らず知らずのうちに「和モダン」のインテリア・スペースが生み出された。
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今回の計画は内部空間のリフォームであるが、この住宅の一番の魅力は圧倒的とも言える駿河湾の眺望であろう。
時間とともに刻々と変わる空と海のコントラストは見るものを飽きさせないもの・・・1950年代ロスアンゼルスに建てられた建築家ピエール・コーニッグの名作「ケーススタディハウス#22」を想起させるロケーションである。
この美しい風景とともに・・・このTY邸は末永く存在し続ける。
インテリア、ランドスケープともども豊穣なる自然に感謝しなければならない事を知るリフォーム工事であった。
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