周囲を住宅に囲まれた敷地。
このプロジェクトでは、限られた細長いスペースにいかに快適な住まいを建てるかが、大きなテーマとなりました。
そこでまず南側にある緑豊かな公園の魅力を住宅の中にまで引き込もうと考えてみました。
天井と壁は白で統一し、ライトカラーのフローリングで空間の明るさと広がりを確保。
周囲の風景から切り取られたような公園の景色を眺めることができます。
昼間は光とともに眩しいような緑が、日が暮れれば樹々のシルエットが優しく夕闇に浮かぶでしょう。住宅地にいながら、ここでは移り変わる四季折々の自然の美しさを まるで自分の庭を眺めるかのように楽しむことができるのです。
空間を広く見せるための基本的手法は明るくすること・・・中庭も設置することで、呼吸をするように光が家の隅々にまで広がり、実際の面積よりも広く見えるのです。
光と自然の美しさをうまく室内へと取り入れ、限られたサイズとは思えない伸びやかな暮らしをこの住宅は実現できるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪
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