先月完成した静岡県藤枝市の住宅・・・印象的なショットとともにお届けします。
今プロジェクトは、郊外住宅のオーソドックスなキーワードともいえる「風景」・「光」・「風」に対する回答に特徴を持たせたものとなっています。
まず外皮の大半を黒き大波ガルバリウム鋼板で覆い、2階東壁のみ「鏡のように光る外壁」を採用しています。深黒色を呈する魅力的な素材は、ニチハのミライアという製品・・・美しい光沢で周囲の風景を映し出します。東に広がるルーラルな景観、大きく広がる青空と白く浮かぶ雲の動きを堪能・・・つい、時を忘れてしまいます。
この印象的な形態をさらに強くするため、窓の配置も吟味・・・道路側の窓は少なくすることで、「気配」を消し、セキュリティを強調しています。その一方、敷地内側から光と風を採り込むよう、大開口を設けています。内部に入ってはじめてわかる劇的な空間構成・・・これに関しては、次回 情報をお届けします。
※ミライア(ニチハ)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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