花のような総苞片(そうほうへん)が美しく、庭のシンボルツリーとしても人気の高いヤマボウシ。
その中でも1年中緑の葉っぱをつけている常緑タイプのヤマボウシがあるのをご存知でしょうか?
普通のヤマボウシ同様、ミズキ科ミズキ属の果樹で、ヤマボウシは落葉樹ですが、常緑ヤマボウシはその名の通り、1年中葉が茂っている常緑樹です。
日よけや風よけの役割を果たし、暑さ寒さを和らげながら寂しくなりがちな冬の庭を彩ってくれます。
また、常緑の植物は「気」を活発にするともいわれ、美しく茂るほど気分が明るくなると風水でも考えられているんです。
落葉樹のように葉っぱが一気に落ちないので、生垣などの目隠しや庭の背景、グランドカバーに最適です。
普通のヤマボウシと同様、花・紅葉・果実ともに美しい樹木で見た目は個性的ですが、果実も美味しく食べることができます。
常緑ヤマボウシは基本的に樹形が整った状態で生長するため、枯れてしまった枝やスペースの関係以外、基本的に剪定の必要がない樹木です。
学名 Cornus hongkongensis
科・属名 ミズキ科ミズキ属
開花期 6~11月
花の色 白 クリーム色
常緑ヤマボウシには、ホンコンエンシス「月光」、サマーグラッシー、ガビサンヤマボウシ、ヒマラヤヤマボウシなどの種類があります。
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