畳の歴史を追っていくと奈良時代まで遡ります。畳は日本で生まれた文化です。
日本家屋と言えば畳の和室ですね。近年の日本の住宅はフローリングが主流となり、新築住宅では和室がないことも珍しくありません。
しかし最近では「和モダン・和ブーム」という言葉も使われるとともに、畳の良さも改めて見直されています。
畳に使用する「藺草」は多年性の植物です。自然素材ならではの利点=調湿効果を有します。
夏は、不快な湿気を吸収し、乾燥している冬は、藺草が含んでいる水分を放出して湿度を調節してくれます。
また新しい畳は、良い香りがしますね。これは藺草に含まれるフィトンチッドという芳香成分によるものです。フィトンチッドにはリラックス効果があると言われます。
さらに、空気を含んでいる藺草はフローリングに比べてクッション性が高く、階下への物音を軽減させる防音効果もあります。
お客様が来たときも、和室ならお布団を敷くだけで泊まってもらえますね。
ゴロンと寝転んでお昼寝したり、くつろぎのスペースとしても和室は重宝します。
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