基礎とボルト
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基礎とボルト

こんにちは 久保田建設です。

4月下旬より藤枝市で新築住宅の工事がスタートしました。


敷地周辺は、のどかな田園風景が広がり、地盤も良好で安心して工事が進められます。


先日、配筋工事が完了しました。型枠にボルトを固定しコンクリートを流し込んで固めていきます。立ち上がり部分のコンクリートが固まり、型枠を外せば基礎工事が完了します。

今回は建物と基礎をつなげるボルトについて触れてみたいと思います。

コンクリートには2種類の短いボルトと長いボルトが差し込んであります。

短い方を「アンカーボルト」と呼び、長い方は「ホールダウン金物」と呼ばれています。

2つとも「建物」と「基礎」を固定するための金物ですが、固定する部材がそれぞれ違います。

「アンカーボルト」は基礎と「土台」を、「ホールダウン金物」は基礎と「柱」を固定します。実際に建物が基礎に直接固定されている箇所は、このボルトの部分だけです

2階建木造住宅では一般に「アンカーボルト]は直径12mm、「ホールダウン金物」は直径16mmの製品を使います。


「ホールダウン金物」は、地震などによる揺れが起こった際に、柱が土台や梁から抜けないようにするため取り付ける金物のことで、「引き寄せ金物」とも呼ばれます。柱に対して垂直に固定するため、その分 負担もかかります。そのため「ホールダウン金物」は、長く太くする必要があるのです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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